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暮らしの中のにぎわいを育てたい

  • 執筆者の写真: Yayoi Imayanakita
    Yayoi Imayanakita
  • 6月4日
  • 読了時間: 3分
wacca.のサインとビカクシダ

2019年にShare Office wacca.がオープンして、

この8月で丸7年を迎えます。


なんだかんだであっという間だったような、

とんでもなく長い道のりだったような。


最近、改めてwacca.の役割について考えていました。


wacca.を始めたとき、心の中に掲げた言葉は、


「働く場所は自分で作る。働き方は自分で決める。」


でした。


当初から、フリーランスや副業など、

自分らしい働き方を選ぶ人が増えたらいいなと思っていました。


その思いは今も変わっていません。


ただ、この数年活動を続ける中で、

私が本当に大切にしたいことの輪郭が、

少しずつはっきりとしてきました。


それは、


「地域の中で働くこと」


です。


私は、指宿を観光地としてにぎやかにしたいという思いよりも、


「働く場所」として、

「住む場所」として、


このまちの価値を高めたいと思っています。


私が見たいのは、一時的なにぎわいではなく、

その土地に根付いた、暮らしの中のにぎわいです。


誰かが新しいことを始める。

誰かが副業に挑戦する。

移住してきた人が地域とつながる。


そんな小さな出来事が積み重なり、

人と人とのつながりから仕事が生まれていく。


そういう景色をもっと増やしたいと思っています。


米永書店さんと協働で運営させていただいている、

コワーキングスペースknotやBook apart こばこも、

その思いの延長にあります。


こばこは、ただ本棚を借りる場所ではありません。


「好き」や「気になる」を起点に、

ゆるやかなつながりが生まれる場所です。


好きな本や作品を並べる。

自分の活動を紹介する。

誰かと話してみる。


そうした小さな関わりの中から、

温かなコミュニティが育っていきます。


そして、その先にwacca.があります。


「こんなことをやってみたい」

「誰か手伝ってくれる人はいないかな」


そんな相談から、


誰かの得意と誰かの困りごとがつながる。

小さなチームが生まれ、仕事が動き出す。


そんな場面を、これまでも見てきました。


私が目指しているのは、


暮らしの中で人と人が出会い、

小さな仕事が生まれるまちです。


若い人が外で学び、

いつか帰ってきたときに働ける場所がある。


移住してきた人が地域とつながれる。


地域のお店が地域の人に仕事を頼める。


そんな小さな経済圏が少しずつ育っていったら、

指宿はもっと働きやすく、

もっと暮らしやすいまちになると思うんです。


大きな開発や派手なイベントでなくてもいい。


人とのつながりから生まれる小さなチームが、

このまちのあちこちで動いている。


そんな暮らしの中のにぎわいを、

これからも育てていきたいと思っています。


7周年を前に、今の自分の考えを備忘録として書き残しておきます。


 
 
 

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